地震によって屋根が壊れる、先日の大きな地震でも、瓦屋根が落ちてしまう被害も少なくなかったです。
実際に屋根にはブルーシートが被されてあったり、建物自体の倒壊などの被害はなくても、一番重要な屋根の被害が結構ありましたね。
市区町村によっては、地震の直後にブルーシートの無料配布などもありました。しかし、地震の後に大雨や台風などもあり、今回の地震では地震以降の被害がかなり尾をひく形となりました。
実際に屋根瓦が落ちた家の状況は?
私の友人も地震で瓦屋根が落ちるという被害にあい、地震直後にブルーシートで対応となっていました。
しかし、その後の雨や台風の影響で、家の中では雨漏りがひどい状態だったそうです。
リビングや寝る場所なども、雨漏り対策のためのバケツなどで対応していたそうです。
台風の時には、ブルーシートが飛ぶのを防ぐために、屋根に上がり、対策もしたそうです。
地震で瓦屋根が落ちた場合の保障は?
各市区町村によってもかなりの差がありますが、被災した地域の市区町村のホームページなどで、補助金や見舞金などのアナウンスもありました。
しかし、補助金なども、全壊、大規模半壊、半壊など、かなりの被害でない限り大きな補助金はなさそうです。
また、見舞金などの場合も全壊、大規模半壊、半壊、によって分けられていますが、今回の大きな地震があった市のホームページで確認しても、屋根の修理ができるほどの金額ではなかったですね。
火災保険による屋根の修理は?
火災保険での屋根の修理は可能なのでしょうか?
地震で屋根が壊れたから、火災保険で修理をしよう、そう思っても、実際には地震保険に加入していなければ、地震で落ちた屋根の修理はできないみたいですね。
地震保険自体が火災保険に含まれるわけではなく、加入していなけらば、保険はおりないという感じ。
実際に地震保険に加入している場合には、全損、半損、一部損とわけられていて、屋根の修理は一部損にあたりますね。
屋根の修理業者のホームページを見ていても、保険での屋根の修理は可能となっています。しかし、地震で落ちた屋根瓦の場合には、地震保険への加入が条件となっています。
地震保険で支払われる額はどれくらい?
地震保険に入っていて、地震での被害を受けた場合には、保険がおりますね。
全損の場合であれば、保険金額の100%
半損の場合は50%
一部損で30%となっています。
全損の場合は100%ですが、一部損で30%、屋根の修理の場合は一部損になるので、保険金額の30%が支払われることになりますね。
屋根の修理は一番重要な修理。
壁のひび割れや、亀裂、塀の倒壊などはなんとかできても、屋根の損壊は直接生活に影響が出て来ます。
実際に、地震直後に雨が降って家中雨漏り状態という人も少なくありませんでした。
雨漏りによる、床や建物への影響も大きいので、一部損壊の割には、後々への影響が一番大きい部分でもありますね。
震災後、屋根の修理依頼も多くなり、なかなか修理までに時間がかかる場合もありますが、早めに修理をしてしまいたいですね。
実際に、地震から2ヶ月ほど経ちましたが、現地ではまだまだブルーシートが目立っている地域もあります。